ジュラシック・パークシリーズ

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ジュラシック・パークは、私の人生を変えた映画です。
もともと地域柄、私の地元では化石が普通に子供でも発掘できるところでした。
幼い頃は図鑑と見様見真似の発掘調査で貝殻の化石やら骨のように見える化石を見つけては、古代のロマンに心を踊らせていました。
この頃からきっと、私の人生は決まっていた。

物心つく頃には、化石から鉱物へ、鉱物から宝石へと興味が移った。
そのタイミングで出会ったのが、スティーブン・スピルバーグ監督の
「ジュラシック・パーク」
という映画でした。
それまでにも恐竜映画はあったけど、あんなにも緻密で違和感のない作品は無かった。
頭ではわかっていても、実際の映像で目にするのとは訳が違う。図鑑は地鳴りはしないし、化石は吠えない。
グラント博士とエリー、ハモンド社長と並ぶブラキオサウルスに、
「本当にこの生き物たちはいたのだ!」
と雷に打たれたような衝撃を受けた。

その後、道を違わずに今も私は古代と並行した道で人生を歩んでいる。
この映画に出会っていなければ、もしかしたら道は違っていたかもしれない。
私にとっては、特別な作品です。


そのジュラシック・パークが、今夏公開の「ジュラシック・ワールド-新たなる支配者-」を最後に終焉を迎えるらしい。
ハモンド社長役であったリチャード・アッテンボローは亡くなってしまったが、グラント博士、エリー、イアン博士とシリーズ1のキャストも勢揃い。
これは、見逃すことはできない。
7月29日から公開です。

観たら本当の意味で終わってしまいそうで、観たいけど観たくない気持ち。
でもやっぱり、大画面で観なくては。
映画とともに歩んできた人生に感じました。
ジュラシック・パーク3の再放送、最高だった。

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