日本沈没
いやあ、色々と考えさせられるドラマでしたね。
昔、草なぎ剛さんが演じられてた映画版も観ましたが、ドラマ版のほうがより生々しい問題が列挙されていて、色々な立場から「自分だったらどうするか」ということを考えさせられる作品でした。
もし、本当に日本沈没が起こったら…。
私は、どうするだろう?
日本を脱出するだろうか?
その後の、受け入れ先の国で起こるだろう差別等に耐えられるだろうか?
誰と行く?
様々な疑問が浮かんでは消えた。
でも、それらを一瞬で吹き飛ばして「逃げるしかない」に考え方を変えさせたのは、関東が沈んでいく映像と富士山の噴火、フォッサマグナの崩壊。
作り物だとわかっていても、恐ろしかった。
最近、関東から近畿にかけて地震が多いですよね。
年内に南海トラフ地震が起こると唱える専門家もいる。
この「日本沈没」というドラマは、本当の意味で私達に警鐘を鳴らしてくれたと思う。
明日が来ることを、私達は信じて疑わない。
でも、それが当たり前ではないこと、今このときに全てが崩壊するかもしれないことを、東日本大震災で私達はすでに経験している。
ただのドラマとしてではなく、今後の学びとして記憶に残したい作品でした。
小栗旬、素敵だったなぁ…。