そこにいてくれるだけで、救われる人って存在する。
特別に何をしてくれなくても、
そこで笑っていてくれるだけで、
座っていてくれるだけで、
存在を感じられるだけで
意味がある人。
私にも、そんな人が存在する。
今日、その人からちょっとしたプレゼントをもらった。
可愛いパンダちゃんのパッケージに入ったお菓子の差し入れ。
以前貸したものへのお礼ということだったが、共通のパンダ好きの結果、このパッケージを見て私を思い出してくれたらしい。
凄く嬉しかった。
何でもない、プライベートな時間に自分のような人間を思い出してくれたこと。そして「購入する」という行為に際し、私に時間を使ってくれたこと。
ありがとうと心から伝えたい。
……でも、そんな彼女に嫉妬している自分がいる。
ナチュラルにそういう行動を取れることに。
打算なく、人に時間を使えることに。
そして誰にでも分け隔てなく、平等に優しさを与えられることに。
本当に、私は黒い。
光があたれば、闇ができる。
その闇から抜け出せない。